2024/07/13 22:00


犬は暑さに弱い?

犬が暑さに弱い理由は

人は皮膚の表面から汗をかいて体温をさげますが、

犬は肉球と鼻にしか汗腺がなく、

「ハァハァ」と舌を出す『パンティング』した呼吸法で体温を下げようとしますが

放散できる熱量には限界があるため、暑い季節は、犬にとって人以上につらい季節なのです。
また、気温の高さだけではなく、

湿度が高いのもパンティング時の唾液の蒸発がしづらいため熱の放出が上手くいきません。

ムシムシとした日は、曇天や早朝や夜間であっても充分に注意をしてあげましょう。


方法としてはエアコンなどを利用して、上がってしまった部屋の温度を下げる必要があります。

夏場は基本的に、部屋の温度が上がり過ぎないようエアコンをつけっぱなしにしておくことを推奨します。

電気代がかかるかもしれませんが、熱中症になってしまうと、

電気代以上の治療費がかかるケースも多いです。命にかかわる可能性もあるため、

エアコンを活用することは電気代以上のリターンがあります。



また除湿も非常に大切です。同じ温度でもカラッと乾いているのとジメジメしているのとでは、

ジメジメのほうが暑く感じます。これは、湿度が高いと汗の蒸発による解熱作用が弱くなるからです。

犬も、湿度が高いとパンティングによる解熱作用が弱くなります。

湿度計を確認して、高い場合はエアコンや除湿機などで除湿もするようにしましょう。